やりたい仕事なんてない
このような本音を持っている人は
結構多いと思います。
単純に働かずに済むのなら
そうしたいというのもそうですが…
特に、不器用に生きてきた皆さんは
「自分にできることなんて、あるんだろうか?」
と考えることも多いでしょう。
この記事を読めば
・やりたい仕事がわからない原因
・やりたい仕事がわからない人が
やらなければならないこと
・使うべきツールがわかる
(発達障害や鬱向けも)
がわかります!
〇自己紹介◀rukkochan
X(旧Twitter→るっこチャンネル/元鬱仕事術)
大学で4年間、心理学を勉強。
人生初の営業職で、自身も鬱になる。
本を読むことだけは好きだったので、
病院に通いながら1か月に20冊の本を読み、
蓄えた知識を実践しながら生きています。
私たちがやりたい仕事を見つけられないたった一つの原因
それは
「自己理解ができていないから。」
なぜ自己理解ができないのか?

自己理解という言葉を
聞いたことのある人は多いでしょう。
自己理解とは…
簡単に言えば、自分自身を理解すること。
自分の性格や、価値観などを理解し、
納得し、受け入れること。
就活の際に、自己分析というものを
したことがある人もいるかもしれません。
自己分析というと、
自分の好きなこと、
苦手なことをマインドマップにしたり、
自分史を作ってみたり、、、
私はこの自己分析、
ピンとこないんです。
得手不得手は何かと聞かれても…
苦手なことはいくらでもあげられるけど、
得意なことなんて、
こっちが教えてほしいんですけど?
という感じになってしまうんですよね。
これには理由があります。

発達障害(ADHDやASDなど)や
発達グレーゾーンといわれる人は
自分を客観視するのがとても苦手なのです。
加えて、自分と他人の境目が大変曖昧なため、
他人から見て自分はどうか、
自分はどう評価されているかもよくわかりません。
そんな人が自己分析をしたところで、
偏りがあったり、間違った方向性のまま
自己分析をしてしまうことになります。
偏りのある自己分析のまま
適正職業診断などをしても、
なんか思ってたのと違う、、、
となってしまうのは当たりまえですね。
間違った自己理解をするとどうなるか

例えば私を例に挙げるとするならば、
私はずっと自分のことを
コミュニケーションの王者だと思っていました。
でも本当は、自己愛が強く
かまちょで、
ペラペラとしゃべる人だっただけなんです(笑)
本当の自分はネガティブで、
コツコツともくもくと作業することが好きな人でした。
(今後も”本当の自分”というのは変わっていくかも
しれませんが,,,,)
自分をコミュニケーションの王者だと思ったまま、
職業診断や、MBTI診断をやると、
やはり人とかかわる職業、
営業や接客業が向いていると出るわけですね。
私はその診断をうのみにして、
営業や接客業をやってきました。
すると、一見愛嬌がいいように見えますから、
最初はちやほやしてもらえるんですよね。
でもマルチタスクは苦手だし、
同期と比較されると病的に落ち込むしで、
散々な結果となり、結局鬱になる始末。
とまあ、こんな感じで、
私たちは自己分析をするのが
大変下手ということが
わかっていただけたでしょうか。
発達障害流の自己理解
とにかく目指すゴールは「客観視」です。
前述したとおり、私たちは
一人では正しい客観視をすることは難しいですから、
他人の手を借りる・プロに頼ってみる
などの手段を取るのがいいでしょう。
・自分の行動を誰かに見てもらう
・ほかの人に自分のいいところと悪いところを
教えてもらう
・カウンセリングを受けてみる
・同じ悩みを持つコミュニティに参加してみる
自分の行動を記録する

例えば。
・自分の行動を逐一SNSに挙げてみる
・モニターで録画して、後々見返してみる
記録したものは、自分で見てもいいですし、
誰かに見てもらって
フィードバックをもらうのもいいでしょう。
自分は集中力がないと思ってたけど、
好きなことにはすごく集中できている!
など、思わぬ発見があるかもしれません。
ほかの人に自分のいいところと悪いところを教えてもらう
信頼できる人に、
自分が何が得意で苦手なのかを
教えてもらいます。
あなたも、きっと親友や家族の
いいところ、悪いところは
いくつか思い浮かぶと思います。
そしてそれは本人からしたら
紛れもない客観的視点ですね。
親友や家族も、あなたと日ごろから接するうえで、
いいところ悪いところに触れてきていますから、
それを教えてもらうのが
一番手っ取り早いです。
カウンセリングを受けてみる

プロ相手だと、
あまり人に言いたくない過去や、
自分の強がりな部分なども
さらけ出しやすくなります。

実は自分がある過去にとても
とらわれていたり、
自分の気づいていない感情を
言語化してもらったり。
潜在的な部分を客観視するには
かなり有効な手段だと言えるでしょう。
忙しかったり、外に出るのが億劫という人は
オンライン診断を登録してみてください。
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同じ悩みを持つコミュニティに参加してみる
最近は同じように、
生きづらい、自分がわからないなど
おなじ悩みを持つ人同士で集まれる、
コミュニティが存在します。
気になる方は
「発達障害 デイケア」
と検索してみてください。
地域の精神保健福祉センターなどで
行っているところもあるようです。
同じ悩みを持つもの同士だと、
せきららに話しやすいですね。
自分と同じような人が、
他人からどう見えているのかを確認できますし、
周りからも自分がどう見えているのかを
教えてもらうことができます。
rukkochanはどうやって自己理解をしたのか。

私が自己理解できた理由はずばり、
「偶然」です。
なんだそりゃ!
と思いますよね(笑)
結論はこの項の最後に
書きますので、
少し長いですが、読んでみてください。
前述しましたが、
私は本来、ネガティブで
コツコツもくもくと働くのが好きな人なのに、
自分で自分を勘違いして、
接客業や営業職をしていました。
合わない環境で、
結果的にうつ病になってしまいました。
ただ、お仕事はしなければならない状況だったので、
うつの自分でもできる仕事として、
現在の事務職を選んだわけです。
最初は、
パソコンの前でじっと座って、
コツコツもくもくと、毎日同じことをするなんて、
私にできるだろうか。。。?という感じでした。
しかし実際にやってみると、
以外にも自分に合っていたんです。
今まで「得意なこと」といわれても
しっくりこなかった私ですが、
初めてしっくりきた瞬間でした。
なにが言いたいかというと、
自分で自分のことを決めつけずに、
普段触れないジャンルに
触れてみることが大切だということです。
私は偶然、うつをきっかけに
普段とは違うジャンルに
触れざるを得ない状況になったわけですが(笑)
食わず嫌いしていたものが、
これからの
自分のテーマになることだってあり得ます。
1か月に1回でも、
いつもとは違う世界に触れてみてください。
まとめ
今回は、
・私たちがやりたい仕事を見つけられない理由
・根本的解決
についてまとめていきました。
今後、もしかしたら転職するかもしれないですし、
プライベートでも自己理解をしておくと
少しだけ生きやすくなります。
皆さんが、自分のことを
1mmでも多く好きになってくれることを願います。
お悩み相談、質問は相談フォームにて。
ではまた次の記事で。
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