あなたのデスクは今、片付いていますか?
引き出しの中にある書類を瞬時に
必要なものと、処分してもいいものに分けられるでしょうか?
付箋に書いたメモがあちこちに貼られていないですか?
時系列順に並べられますか?
コードは何本ありますか?
なんのコードですか?
元鬱グレーゾーンの私から一言。
「マジで片づけとけ」
〇自己紹介◀rukkochan
X(旧Twitter→るっこチャンネル/元鬱仕事術)
大学で4年間、心理学を勉強。
人生初の営業職で、自身も鬱になる。
本を読むことだけは好きだったので、
病院に通いながら1か月に20冊の本を読み、
蓄えた知識を実践しながら生きています。
今からできる、散らかさない方法

・シュレッダー用クリアファイルを
作る
・ペンは必要最低限にする
・なんでも入れを作る
・付箋メモはしない
・片付けタスクはスケジュール化する
シュレッダー用クリアファイルを作る
なんでもないクリアファイルに、
「シュレッダー」と書いて、
シュレッダー用クリアファイルを作ります。
絶対にシュレッダーしてもいい書類があったら
“その都度”そのクリアファイルに入れましょう。
後でシュレッダーしようとそこらへんに放っておくと
必要なものと混ざりますし、そのうち忘れてしまいます。
また、あえてクリアファイルで作成することによって、
そんなにため込むことができないため、
こまめにシュレッダーをするきっかけになるのです。
ペンは必要最低限
あなたのペン立て、
もしくはペンケースを今すぐ
下記の内容に整理してください。
・三色ボールペン(シャーペンつき)
×1
・蛍光ペン×1
・マッキー×1
・消しゴム×1
・お客様用のボールペン×1
・定規×1
・シャー芯×1
鉄則は「使ったら戻す」。
ADHD、グレーゾーンに多いですが、
もう、ありとあらゆるところからボールペンが
出てくること、出てくること、、、、
忘れ物をするたびにそこらへんの
お店で調達してしまうんですよね。
ペンたてやペンケースはパンパン。
地球のためにも
最低限のものを持つようにしてください。
ちなみに
「どうしても忘れちゃうから買うしかないんだよ、、、」
という人は
こちらの記事を参考にしてみてください!
【必見】絶対に忘れ物をしないための方法
なんでも入れを作る

紙袋や小さめの段ボールなどを
用意します。
それを「なんでも入れ」にするのです。
なんでもとは?
→今日明日で取り出す必要のないものです。
(例)
・その場で要否が判断できないもの
・重要だけどしばらくはいらないもの
・もらい物など、捨てるのに忍びないもの
片付けが苦手な人の多くは
後回し癖があります。
あとでやろう、、、とおもって
あれもこれもそこかしこに置いておくと、
あっというまにごちゃごちゃの完成。
なので、あとでやろうを
受け止めてくれる場所を1つに絞るのです。
でも1つ大切なルールがあります。
「1週間に1回は必ずその入れ物の中身を
空っぽにしようとすること。」
最初は、空っぽにしようとしても
どのカテゴリーにも収まらないものや、
まだ判断できないものなどが出てきて困るでしょう。
しかし繰り返していくうちに
だんだんどのカテゴリにも収まらない同士で
もや~っとしたカテゴリーが出来てきます。
もや~っとカテゴリーの例
・お金に係るもの
・個人情報系
・思い出系
・機器関係
もや~っとカテゴリ―がわかってきたら、
そのカテゴリーごとに収納する場所を決めればOKです。
付箋メモは禁止
付箋メモは禁止です。
理由は
・なくすから
・時系列が分からなくなるから
ちょっとしたメモでも、
普通のメモ帳にメモしましょう
おすすめはこんな風に、
ようが済んだメモは色ペンで上から
斜線を引くことです。

これで、まだ生きているメモなのか、
必要のないメモなのか、
一目でわかるようになります。
片付けタスクはスケジュール化する
片付けタスクは細分化して
スケジュールに組み込むことをお勧めします。
そうすることで、
「片付け」という苦手意識を
「日々のタスク」に溶け込ませられるからです。

片付けを妨げる要因でよくあげられるのが
「その場で処理できない」こと。
例えば
・〇〇日まで、処分できない。
・一旦上司に確認しないと手を付けていいかわからない
など。
これがあることで、
後回し癖に拍車がかかるんですよね。
これを解決するには
・〇〇日まで、処分できない。
・一旦上司に確認しないと手を付けて
いいかわからないけど、
その上司が外出している
これを↓↓↓↓
・〇〇日に「この書類を処分する」と
スケジュールに入れる
・〇月〇日 〇時に上司に確認と
スケジュールする
こうすることで、自分の頭も整理できますし、
書類整理について、一旦忘れることができます。
こういったタスク管理が苦手な人は
こちらの記事をご覧ください。
タスクに関する大抵の悩みは解決できると思います。
【タスク】元鬱が教える本気のタスク管理
なぜ私たちの身の回りは散らかっていくのか

ついでにこちらについても考えてみましょう。
発達障害を持つ人や、グレーゾーンといわれる人の
代表的な特徴に「片付けが苦手」なことが挙げられます。
原因としては
・注意がそれてしまう
・1つのものに集中しすぎてしまう
・空間把握能力の低さ
・回避行動(先延ばし癖)
などがあります。
対策方法【とりあえず3選】
・ものを増やさない、ストックしない
→散らかる要素を減らす
・誰かと一緒にやる
→注意が逸れたときに戻してもらう
・BGMを聴きながらやる
※興味のない曲
→聴覚を制限し、
視覚情報に集中させる。
※好きなアーティストの音楽にす
ると、今度は音楽に集中してし
まうことになるので注意
元鬱が語る「片付けはマジでしとけ」

「部屋が散らかると、
うつ病が悪化する可能性があります。」
心の状態と部屋の状態は
密接に関係しています。
「心の乱れは生活の乱れ」
なんて言葉をよく耳にしますが、
これ、ガチです。
うつ病になると、
身の回りのことに気をつかう気力がなくなるので
すぐに部屋が乱れます。
また、自分のことがどうでもよくなってしまうので
綺麗にする理由もないと考えてしまいます。
人間の生命活動において、
「衛生」というのは太古から
命に直結する問題でした。
その衛生部分をおろそかにするというのは
それほど自暴自棄になっているということです。
大げさに聞こえますか?
しかし恐ろしいことに
部屋が散らかると、うつ病が悪化する可能性があります。
散らかっている部屋を見ることで自尊心が減り、
質のいい休養ができなくなります。
本来最もリラックスできる場所が
そうではなくなるのです。
かくいう私は鬱現役の時。
洗い物はカビが浮くまでため込みましたし、
食べ物は異臭がするまで放置、
お風呂も5日入らない(!)なんてこともありました。

反対に、部屋を綺麗に片づけると、
すっきりした気分になりますよね。
それほど心と部屋は直結しているのです。
悪循環に陥る前に、片づけておきましょう。
今現在、うつ症状に悩んでいる人は、
まずは一部分から(ベッドわきだけ、洗い物だけ)
少しづつ手を付けていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は片付けのコツについてご紹介しました。
仕事で悩んでいる→デスク周りの整理
プライベートで悩んでいる→部屋の整理
から始めてみてください。
思ったよりも効果があると思います。
もっと聞きたいこと、
紹介してほしいことなどありましたら相談フォームからどうぞ。
ではまた次の記事で。
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