なぜか褒め言葉が響かない?褒め上手になるための人たらし術

人たらし術

これを見ているということは、
あなたはとっても気遣い上手だということです。

「今よりもっと褒め上手になりたい!」

そう思っているはずですね。

その理由が、
・人たらしだと言われたいから
・大切な人を喜ばせたいから
・部下を成長させたいから

どんな理由であれ、いいのです。

だって誉め言葉を言われて悲しくなる人はいませんから。

でもこんな風に思ったことはありませんか?

「褒めているのに、なんか響いてなさそう。。。?」

あなたの誉め言葉が響かない原因

・褒めることが目的になり、
 話の論点をずらしてしまう
・褒めている”自分”
 主役になっている
・見ためを褒めている
・褒め方がしつこい
・誰かと比較して褒めている

褒めることが目的になり、話の論点をずらしてしまう

あなたが相手を褒めたい理由は何ですか?

・褒め上手だと思われたいから?
・相手に成長してほしいから?
・喜んでほしいから?

ついつい、「褒めること」が目的になっていませんか?

例えばこんなたとえがあります。

スーパーヒーローの目的はあくまで
「世界が平和になること」であり、
「悪者を倒すこと」ではない

ここでいう「世界が平和になること」は、
「相手に成長してほしい」「喜んでほしい」という
あなたの本来の目的になります。

「悪者を倒すこと」は
「褒めること」に該当します。

そう、「悪者を倒すこと」も「褒めること」も
目的ではなく、目的を達成するための”手段”に過ぎないということを
忘れないでください。

もう一度、褒める目的を見直しましょう。

褒めている”自分”が主役になっている

これも陥りがちな盲点です。

相手を褒めるとき、主役は
褒めている自分ではなく、褒められている相手です。

「あたり前じゃん!」

と思った方、ちゃんとできていますか??

例えば、、

・こんな細かい変化に気づけている私!
・私も昔こんなことがあってさー
・どう?私褒め上手じゃない?
・ここで褒めたら、気遣いできる人にみえるかも!

こんなことを想いながら誉め言葉を
投げていませんか?

これはすべて主語が「自分」になってしまっています。

改めて、自分がどんな気持ちや考えで相手を
褒めているのか、見つめなおしてみてください。

見ためを褒めている

「顔が小さいね!」

日本ではよく聞く褒めフレーズですね。

でもこれ海外だと、
悪口になります。
(脳みそが小さい=頭が悪いという意味合いになる)

つまり何が言いたいかというと、
褒めることに慣れていない人は、
見た目に言及するのは避けた方がいいということです。

こちらが、いい!と思っていった言葉が
相手のコンプレックスだったりします。

また、今の時代は何がセクハラに当たるか分かりません。
(スタイルいいね、など)

なので、褒めたい相手との関係性が確立されていなければ、
避けることをお勧めします。

応用編

もし、見た目について褒めるのであれば、

「今すぐ変えられない箇所については言及しない」

ということを徹底してください。

【今すぐ変えられない箇所】
・スタイル
・髪型の長さ
・肌色
・化粧
・服

【今すぐ変えられる場所】
・髪型(結び方など)
・服の着こなし方
(シャツの出し入れ、
 袖をまくる・まくらないなど)
・表情
・アクセサリーなどの、
 ファッション小物

ここら辺を参考にしていただけるといいと思います。

誰かと比較して褒めている

「〇〇ちゃんと比べて、あなたは笑顔が素敵だね!」

これをいう人の心理としては、

「優越感を刺激することができるし、
褒めることもできて、一石二鳥だ!」

といったところでしょうか。

もちろん、この誉め言葉が刺さる人もいるでしょう。

でもこれ、いやな人は超嫌なんです。

・人と比べられるのがいや
・〇〇さんのこと、尊敬しているのに
 そんな風に言われるの嫌だな
・私は私なのに。。。。

昨今は、多様性の時代。
このように思う若者も増えています。

昔のように、
「うおおおお!負けねええええ!」

というよりは

「私は私よ!だれにも縛られずに生きていくわ!」

といった感じになっているのです。

なので、褒めることに
慣れていない人はなるべく
人と比較して
だれかを持ち上げるのではなく

その人自身の行動を
褒めてあげる
ようにしましょう。

褒め上手になるには【4選】

明らかなお世辞はしない

例えばあなたが、

「橋本〇奈くらい可愛いですね!」

と言われたら、喜びよりも

「いやいやうそつけ」

とあきれませんか?

なるべく事実に基づいて誉めましょう。

何度も同じ誉め言葉は使わない

ある日の上司
「いやー〇〇さんってお化粧が上手だねー」

次の日の上司
「いやー〇〇さんは本当にお化粧が上手だねー」

そしてまた次の日の上司
「いやーやっぱり〇〇さんはお化粧が上手だねー」

最初は嬉しかったはずの誉め言葉も、だんだんとうんざりしてきます。

せっかくいい誉め言葉も
意味をなさなくなりますので、
気をつけましょう。

褒める内容を質問に置き換える

「〇〇さんは資料作成がうまいね!」

これをもっと魅力的な言葉にするには、
質問に大変身させることです。

「〇〇さんはどこで資料作成を学んだの?
 かなりうまいから驚いてさー」

こっちの方が、誉め言葉に信憑性が出ませんか?

お世辞感が一気になくなります。

間接的に褒める

「〇〇さんは資料作成がうまいね!」

これを直接的に本人に伝えるのでなく、
間接的に本人に伝えます。

「資料作成について、
〇〇さんに一目を置いているから、
〇〇さんに教わるといいよ。」

「(会議の終わり際のまとめ)
 今回は資料作成について、
〇〇さんに学ぶことがありました。
 これからは僕も~~~」

といった具合です。

思わぬところで褒められたり、
第3者がいる場面で褒められることで、
信憑性が高まります。

キラーフレーズ【3選】

~が上手って、よく言われません?

いろんな人に言われるくらい、
魅力的だということを暗に伝えることができます。

誰々さんが、〇〇さんのことを褒めてましたよ。

直接的に言われるよりも、
第三者を通じて言われる方が
信憑性や、信頼性が増すことを
心理学用語で、
「ウィンザー効果」といいます。

〇〇さん見習ったら、ほかの人に褒められました!

自分のやっていることを
試してくれたうれしさと
それによって
褒められた=私の行動が魅力的であったと思えるので、一石二鳥で喜んでもらえます。

まとめ

いかがでしょうか。

私は今まで誉め言葉よりも、
お叱りのお言葉をいただいた回数の方が
多いので、

自分は暖かい言葉を口にしていきたいなと思っています。

皆さんはどうですか?

きっと今までたくさんつらい思いをしているからこそ、
同じようにミスをしている人、
上手く人間関係を築けていない人の気持ちがわかったり、
実はこんなところで努力しているんだ、ということが
誰よりもわかるはず。

私たちにしか見つけられない褒めポイント
見つけてみましょう。

「そんなことはじめて言われました!うれしいです!」

この言葉が聞けたら御の字ですね。

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相談フォームより。

ではまた次の記事で。

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