コミュニケーション能力がある人の特徴を
イメージしてみてください。
なんとなーく明るくて、話が面白くて…
そんな人を思い浮かべたのではないでしょうか?
実は、コミュニケーション能力が高い人の
最も重要な共通する要素があります。
それが「聞き上手であること」。
この記事を読めば
・聞き上手になるための意識すべきポイント
・NG行動
・トレーニング方法
がわかります!
〇自己紹介◀rukkochan
X(旧Twitter→るっこチャンネル/元鬱仕事術)
大学で4年間、心理学を勉強。
人生初の営業職で、自身も鬱になる。
本を読むことだけは好きだったので、
病院に通いながら1か月に20冊の本を読み、
蓄えた知識を実践しながら生きています。
聞き上手になるための意識すべきポイント

話を最後まで聞く
話相手がなにかについて話しているとき、
「あ!自分も同じような体験したことがある!」
「それのもっといい情報をしってる!」
「その意見は違うんじゃない?」
と感想を抱くことがありますよね。
つい、それを忘れる前に相手に伝えようと
相手の話を遮って自分の話を始めてしまう人もいます。
これでは相手は話したいことも話せず、
消化不良になってしまいますね。
聞き上手の人は、
意見したいことがあっても、
グッと我慢し、
とりあえず最後まで相手の話を聴いてくれます。
ほんの少しだけオーバーな相槌
聞き上手は相槌の加減がとても上手。
相槌は、しなさすぎても
「話つまらないかな?」と
話し手に思わせてしまい、
オーバー過ぎても
「わざとらしいな…」
と話し手をイラつかせてしまいます。
コツは、「ほんのすこーーーしオーバーにすること。」
〇面白い話を聴いた
ほほえむ→声を出して笑う
〇悲しい話を聴いた
無表情→八の字まゆげ
〇驚くような話を聴いた時
へー!→口元を手で押さえ、目を見開く
〇話を聴いている途中
無表情→首を軽く上下に動かして、うなずきながら聞く
不慣れな人は、
自分の周りにいる、「コミュニケーション能力が高いな」
と思う人の真似事から始めてみましょう。

前のめりの姿勢
話を聴くときの姿勢は、心理の表れだと言います。
例えば腕を組むのは防御の表れなどと言いますね。
聞き上手なひとの姿勢は常に「前のめりであること。」
あなたの話に興味がありますよ
もっとその話を聴きたいですよ
といった心理を表すことができます。
共感してくれる
話をするとき、解決策を知りたくて話すときもありますが、
・なんとなく聞いてほしい
・不満を聞いてほしい
・自慢したい
などの感情から話すこともあると思います。
そんな気持ちのときに
「でもそれはそうすればいいじゃん」
「それ、こうすればもっといいんじゃない?」
と至極全うなことを言われても、
ん-なんかそうじゃない…と違和感を感じたり、
時には否定されているような感覚になることもありますね。
なので大事なのは「まず共感」。
相手が解決策を求めたら、
一緒に考えてあげましょう。
NG行動

ながら聴き
スマホをいじりながら、
テレビに画面を向けながら
などの、ながら聴きはNGです。
聞き手は話を聴いているつもりでも、
注意散漫になって、相槌も適当になりますし、
なにより話し手から見ると、
自分の話なんて二の次なんだ、という印象を与えます。
枕詞に否定語を入れて、意見を言う
話し手から聞き手へ、話が流れてきたとき
なにか気の利いたことを言おうとしてしまうあまり
「いやでもさ、、、」
「でもそれって、、、」
「いや違くて、、、」
といった枕詞をつけてはいないでしょうか?
また、周りにそういう人はいないでしょうか?
もちろん、聞き手側も否定する気持ちはなく
「いや」「でも」「ちゃうねん」が
口癖になっている場合もあります。
しかしいくら口癖とはいっても、否定語であることに変わりはありません。
それをずっと繰り返されると、
話し手からすると、
小さな否定をされている経験が積み重なっていきます。
あまりにもオーバーな相槌
あまりにもわざとらしいリアクションや相槌はやめましょう。
大きく手をたたく、
口を大きく開けて笑う
わざとらしい悲しい表情
等は品がないように見えたり、
かえって相手をイラつかせる可能性があります。
聞き上手になるためのトレーニング

意地でも人の話を遮らない
話を聴いているときに、
意見を言いたくなったり、
自分の体験を話したくなったりしても、
グッとこらえましょう。
話したいことを忘れてしまいそうだったら、
最初はメモをチャッと書きながら話を聴いてみるのも
いいトレーニングになります。
・・・を言葉にする
どういうこと?と思ったことでしょう。
日本人にはよくありますが、
文章や感情を最後まで言い切らずに、
曖昧にしたり、
相手に察してもらったりすることがあります。
例えばこんな感じ。
この間彼氏と別れたんだよね…
実は彼氏が浮気してることがわかってさ…
この…の部分を相槌代わりに言葉にしてあげるのです。
「今転職中でさ、この間また面接で落とされちゃってさ…」
「転職はしんどいよね…」
「面接で落とされると、自分を否定されたように感じるよね。…」
どうでしょうか。
共感している雰囲気がグッと濃くなります。
相手の話を要約する
「-ーーーーだったんだよね」
「つまりーーーーってこと?」
「なるほど、つまりーーーってことだね。」
と、相手が話したことの要点を
話の区切りで、
相槌代わりに付け加える練習をしてみましょう。
相手の話の要約をするためには
・しっかり相手の話を聴いていなければいけない
・相手の話をきちんと理解していないといけない
ので、
話に集中する癖がつきます。
まとめ
いかがでしょうか。
聞き上手は、実は話上手よりも
重宝されます。
なぜなら人はみな、自分のことを話したいからです。(笑)
自分の新たな付加価値として、
意識してみてはいかがでしょうか。
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ではまた次の記事で。
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