【就活や転職に役立つ】企業分析のやり方とフレームワーク

ビジネススキル

私が今まで避けて避けて避けまくってきたこと。
それが「企業分析」

企業分析は、主に
就活や転職のタイミング
必要となるもので、
そのほかには商談などの
タイミングでも役立ちます。

なぜ避け続けてきたか?

これ、簡単にやる方法なんてないんです。

丁寧に時間をかけなければなりません。
しかも難しい、、、

じゃあ丁寧に時間をかけてやるから、
せめてわかりやすく教えてくれよ!

そんな昔の私の声が聞こえた気がしたので、
今日は「企業分析」についてまとめていきます。

この記事を読めば
・企業分析でやるべきことの流れ
・企業分析でやるべきこと一覧
・競合比較、分析のやり方とは?
・役立つフレームワーク
がわかります!

〇自己紹介
◀rukkochan
X(旧Twitter→るっこチャンネル/元鬱仕事術
大学で4年間、心理学を勉強。
人生初の営業職で、自身も鬱になる。
本を読むことだけは好きだったので、
病院に通いながら1か月に20冊の本を読み、
蓄えた知識を実践しながら生きています。

大大大前提

まず、企業分析を簡単に1時間ほどで終わらせる方法
ありません。(!)

前提として理解しておかなければならないことは

企業分析は
・丁寧にやらなければならない
・時間がかかる
・難しい

ということです。

かかる時間は最低10時間。

本気でやる人は2日~4日間ほどかけてやるひともいるそうな。

「えーーー!そんなに難しいの?
私には無理かもしれない…」

不安になった方、まずは落ち着いて。

多分、そんなあなたは何をすればいいかさえわからないはず。

企業分析の流れを知る

何を調べるべきかを知る

どうやって調べるべきかを知る

上手にやるコツを知る

この流れで学んでいきましょう。

企業分析の流れ

・何を調べるべきかを知る
・実際に調べる
・競合比較と分析を行う

何を調べるべきかを知る

・会社概要
・事業内容
・ビジネスモデル
・扱っている商品やサービス
・取引している会社
・ターゲットとなる顧客
・業績
・採用情報/働く環境や制度
・今後の事業方針/経営者の考え
・実際の現社員の声

会社概要

【詳細】
・代表者名
・会社役員の氏名
・所在地
・設立年月日
・資本金
・グループ会社との関係性

【調べ方】
・コーポレートサイト
・会社説明会
・就職情報サイト
・企業情報が書かれている雑誌や本

事業内容

【詳細】
・会社が行っている仕事は何か
・興味が持てそうか
・将来性がありそうか

【調べ方】
・コーポレートサイト
・会社説明会
・インターンシップ
・OB・OG訪問
・就職情報サイト
・四季報
・企業情報が書かれている雑誌や本
・社長などが書いた本

ビジネスモデル

【詳細】
・その企業が、どうやって
 利益を生み出しているのか
・「誰に」「何を」「どのように」
 提供しているにか

【調べ方】
・コーポレートサイト
・会社説明会
・インターンシップ
・OB・OG訪問
・就職情報サイト
・四季報
・企業情報が書かれている雑誌や本
・社長などが書いた本

扱っている商品やサービス

【詳細】
・その企業のメインの
 商品やサービスはなにか
・商品・サービスの
 特徴はなにか(3つくらいにまとめる)

【調べ方】
・コーポレートサイト
・会社説明会
・インターンシップ
・OB・OG訪問
・就職情報サイト
・四季報
・業界地図
・企業情報の書簡
・企業の経営者が手がけた本を読む
・新聞やニュースで最新の情報をチェック
・SNSで企業名やサービス名を検索

取引している会社

【詳細】
・どの業界と
 つながりが深い?
・ライバル業界はどこ?
・国内?海外?

【調べ方】
・コーポレートサイト
・会社説明会
・インターンシップ
・OB・OG訪問
・四季報
・業界地図
・新聞やニュースで最新の情報をチェック

ターゲットとなる顧客

【詳細】
・どの年代、
 性別を狙っている?
・国内?海外?
・個人?法人?

【調べ方】
・コーポレートサイト
・会社説明会
・インターンシップ
・OB・OG訪問
・就職情報サイト
・四季報
・業界地図
・企業の経営者が手がけた本を読む
・新聞やニュースで最新の情報をチェック
・SNSで企業名やサービス名を検索

業績

【詳細】
・売上高
・利益
・損益計算書
 (5%以上が望ましい)
・賃貸対象表の
 自己資本比率
 (20%以上が望ましい)
・キャッシュフロー計算書
 (マイナスは要注意)

【語録】
・損益計算表
→企業の収益や費用をまとめた表で、
1年での利益がどれくらいかを把握できる
・賃貸対照表
→企業のすべての財産を見ることができる
・自己資本比率
→企業が持つ資本のうちで、返済が不要なものを指す。
高ければ高いほど、安全。
・キャッシュフロー計算書
→どのようにお金が出入りしたのかを表すもの。

【調べ方】
・コーポレートサイト
・企業情報の書簡
・新聞やニュースで最新の情報をチェック(ex.金融経済新聞)

採用情報/働く環境や制度

【詳細】
・企業がどんな人物を
 求めているのか
・必須の資格などはないか
・自分の知識や経験が
 生きる箇所3つピックアップ

【調べ方】
・コーポレートサイト
・会社説明会
・インターンシップ
・OB・OG訪問
・就職情報サイト

今後の事業方針/経営者の考え

【詳細】
・会社の雰囲気や方針は
 自分とマッチするか
・将来性があるか
・会社の将来と、
 自分のキャリアプランが
 マッチするか
・どこに共感した?
 なんで?
 それを踏まえて自分はどうなりたい?
・疑問に思ったところは
 逆質問に織り込む

【調べ方】
・コーポレートサイト
・会社説明会
・インターンシップ
・OB・OG訪問
・四季報
・企業情報の書簡
・企業の経営者が手がけた本を読む
・新聞やニュースで最新の情報をチェック

実際の現社員の声

【詳細】
・会社の雰囲気はどうか
・入社前と印象が違うところは?
・最も難しいと感じるところ
・その企業だけにしかないなと
 自慢できるところは?

【調べ方】
・コーポレートサイト
・会社説明会
・インターンシップ
・OB・OG訪問

実際に調べる

前述したそれぞれの調べ方を見て勘付いた方はさすが。

そう、コーポレートサイトは絶対に見ておけよ
ということです。

また、新卒でないとなかなかOB・OGに触れることはできませんね。

そういうときは、
OB・OGの生の声を聞けるサイトなどもあるので要チェック

また、四季報や書籍などは
お金がかかりますが
本気度の高い企業に関しての調査には
多少お金をかけた方
他者と差がつきます。

そして、すべてを踏まえたうえで、
自分が最も魅力を感じている点3つ
書き出してみると、

自分の就活の軸が見えてきますし、
面接時にも一貫性をもって受け答えすることができるでしょう。

競合比較・分析を行う

これが一番時間がかかる”肝”の部分です。

意識するポイントは4つ

・同業他社と比較して
 どこが強くてどこが弱いかを理解する。
(例:商品・サービス・提供方法)
・企業が独自に取り組んでいることは何か。
・他社との違いは何か
・業界内の位置づけを明確にする。

これを意識しながら、競合の比較・分析を行います。

でも比較ってどうすればいいの?

そう思ったあなた。
大丈夫です。

競合比較・分析に使えるフレームワークを
3つほど紹介します!

競合比較・分析に使えるフレームワーク

3C分析

●3Cとは?
-Customer(顧客や市場)
-Competitor(競合)
-Company(自社)

この3つの要素を分析することで、
企業の現状を把握することを目的としたフレームワークです。

何で勝てるのか?
何が課題なのか?
何で戦えるのか?

これを探し出します。

詳しいやり方については、
こちらのサイトがわかりやすいと感じました。
↓↓↓
【具体例付き】3C分析とは?目的・やり方を分かりやすく解説

SWOT分析

●SWOTとは?
-Strength(自社の強み)
-Weakness(自社の弱み)
-Opportunity(外部の機会)
-Threat(外部の脅威)

これは、企業の長期的な戦略を策定するとき
使われる分析方法です。

優位なのは何か?
ビジネスの機会はどこか?
将来直面する課題は?

これらを見出すことができます。

詳しいやり方については、
こちらがわかりやすかったです。
↓↓↓
わかりやすい「SWOT分析」とは?基本とやり方・具体例(テンプレート付き)

ファイブフォース分析

●ファイブフォースとは?
・既存企業の競合
・新規参入の脅威
・代替品の脅威
・買い手の交渉力
・売り手の交渉力

(引用元: ファイブフォース(5F)分析とは?やり方やマーケティングに活かすポイントを解説

これは、業界の状況を踏まえ、
競争状態を把握し、自社の立ち位置をとらえる分析方法です。

今業界はどのような状況か?
今のライバルと
これからのライバルは?
今、この会社は
どの立ち位置にいるのか?

詳しい内容は、こちらがわかりやすかったです。
↓↓↓
ファイブフォース(5F)分析とは?やり方やマーケティングに活かすポイントを解説

まとめ

以上、企業分析で知っておくべきことを
ご紹介しておきました。

まじでめんどくさいんですけど、
企業に勤めるのならばやっておかなくてはなりません、、、

一度、大きく時間をとって、
試してみることをお勧めします。

記事に関するご意見・ご相談は
相談フォームより。

ではまた次の記事で。

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