②「報連相が出来ない、、、」グレーゾーン向け応用術

だらしなさ解消

この記事は、報連相について
こんな風に怒られたことがある人向けです。

「状況見て?」
「後でにして」
「結局何が言いたいの?」

”報連相をする”というハードルは越えられるけど、
何か苦手が意識がある、という方もいるでしょう。

この記事を読めば
・報連相がうまくなるコツ
・報連相をする上で大切なこと
がわかります!

報連相がうまくなるコツ【6選】

・適切なタイミングで行う
・結論から述べる(PREP法)
・事実と意見を分ける
・数字で述べる
・丸投げにしない
・話初めに所要時間を伝える

ほうれん草のおひたし

適切なタイミングで行う

報連相の内容によって、
行うべき適切なタイミングがあります。

(例)
・悪い報告(ミス・成績)→なるべく早く
・長期的な課題→各中間地点ごと
      大きな変化があったタイミング

悪い報告ほど早く報告してください。
ミスに気が付いた時点で、間に合わないと思った時点で
即報連相が鉄則です。

結論から述べる(PREP法)

PREP法とは、
物事をわかりやすく、効率的に伝える方法です。
報連相をする際はこのPREP法が、特に大事になってきます。

詳しい内容がこちら。

P(Point)   :結論
R(Reason)  :理由
E(Example) :具体例
P(Point) :再度結論で締める

PREP法を使わずに報告するダメな例がこちら。

部長:あの新マスコットキャラクターを
   決める件、どうなった?

自分:ああ、えっとあれなんですけど
   みんなで多数決をとったんですよ。
   どっちの方がいいかって。
   それで、うちの顧客って
   ファミリー層が多いじゃないです 
   か。
   だから、まあ子どもの人気を
   集めるべきかなってなって、
   事前の街中アンケートを
   取りましたよね?
   その結果的にもB案の方が
   子どもに人気があったじゃないです
   か。
   全体的な数はA案の方が
   多かったんですけど。
   でもまあファミリー層との
   親和性みたいなものを
   大切にしたいから、
   B案にしようかってなりました。

部長:、、、そうか。
  (B案に決まったのかな?
   理由はなんだったっけ。)

これをPREP法に当てはめると、、

P(Point) :部長、お疲れ様です。
       弊社の新マスコット
       キャラクターの件について
       結論がまとまりましたので
      ご報告します。
       A案とB案のうち、
       B案を採用することに
なりました。

R(Reason) :理由は、B案の方が弊社の           
        顧客の大半を占める
       ファミリー層と親和性が
高いからです。

E(Example):事前の街中アンケートで
は、
        全体的な人気はA案の方が
高いものの、
        子どもからの人気は
圧倒的にB案の方が
高いです。
        丸くて分かり易い配色が、
        子どもからの人気を集めた
        要因のようです。

P(Point) :よって、今回の新マスコット
キャラクターは
       B案に決定いたしました。

この報告を聞いているときの部長の考え
想像でここに入れてみましょう。

P(Point) :部長、お疲れ様です。
       弊社の新マスコット
キャラクターの件について
       結論がまとまりましたので
ご報告します。
       (ふむ、報告だから
5分くらいで終わるかな)
       A案とB案のうち、
B案を採用することに
なりました。
       (そうなのか、なぜだろう?)

R(Reason):理由は、B案の方が弊社の
顧客の大半を占める
       ファミリー層と親和性が
高いからです。
       (たしかにうちは
ファミリー層が多い。
       でもB案がファミリー層に

受けてると思ったのは
       なぜなのだろう?)


E(Example):事前の街中アンケートでは、
       全体的な人気はA案の方が
高いものの、
        子どもからの人気は
圧倒的にB案の方が
高いです。
        丸くて分かり易い配色が、
        子どもからの人気を集めた
        要因のようです。
       (きちんと数字で出てるんだ
        な。それなら納得だ。)

P(Point) :よって、今回の新マスコット
      キャラクターは
      B案に決定いたしました。
      (よし、ではメンバーに指示を
       出すことにしよう)

どうでしょうか。
PREP法を使った方が、頭を使わずに話の内容や流れをつかむことができます。

事実と意見を分ける

チェックリスト

報連相の際に大事なことは「事実」

~だと思う。
あの感じだと~

これはすべて、あなたが感じた「意見」です。

もちろん、あなたの意見も大事な要素の一つ。
でも意見は”尋ねられてから”述べましょう。

ここでもダメな例を一つ。

(ダメな例)
部長→今日の商談、どうだった?

自分→先方がなんだか難しい顔を
   していて、
   契約はできないかもしれない
   です。。。

部長→なぜ難しい顔をしていたんだ?

自分→たぶん、金額が高かったんじゃない 
   かな、と思います
   うちの商品内容には問題ないと思う
   んですけど

部長→君の意見を聞いているのではないん
   だ。実際はどうだったんだ?

これを「事実と意見」を意識して
直してみましょう。

(いい例)
部長→今日の商談、どうだった?

自分→契約には至りませんでした
   先方は、金額面で他社と比較をした
   いとおっしゃっています。

部長→そうか、君はどう思う?

自分→私は先方の目標達成のために、
   きちんと効果が出るこのプランで
   プローチしたいと思っています
   金額を下げることを検討するより
   も、このプランの良さを体験してい
   ただきたいのですが、、、

部長→なるほどな。じゃあお試し期間を設
   けてみてもいいかもしれないな。
   君はそのように先方と連絡をとって
   くれ。

自分→承知いたしました!ありがとうご 
   います。

もちろんこううまくいかないこともありますが、
「事実を意識」「意見は尋ねられてから」
意識しましょう。

数字で述べる

報連相は、数字とセットにします。
メリットは2つ。

・信ぴょう性担保
・イメージを鮮明にする

明確な数字でなくてもいいです。
パーセンテージ、〇分の〇くらい、○○が何個分くらい
こんな感じでも大丈夫です。

(悪い例)
部長→今月の売り上げの進捗はどうだ?
自分→売り上げは達成しました!

(いい例)
部長→今月の売り上げはどうだ?
自分→〇〇〇円で、〇%上乗せで達成しました!

こっちの方が、”できるやつ”っぽくないですか?

丸投げにしない

ホウレンソウと書いたプラカード

これは特に相談のときに当てはまりますが、
決して考えることを相手に丸投げにしてはいけません。

どういうことか?↓

(悪い例)
〇〇さん、ここがわからないんですけど、、、、

これでは、「だからなに?自分で一回でも調べた?」
などどいわれてしまいます。

(いい例)
〇〇さん、ここのやり方について聞いてもいいですか?
現状ここまではできてて、ここからが調べてもわからなくて
教えていただきたいです。

こんな感じになります。

話初めに所要時間を伝える

これは単純ですが、かなり大切なことです。

出来れば所要時間だけでなく、
今から話す内容が、報連相のどれなのかを先に伝えましょう。

(例)
〇〇さん、〇〇の件で報告/相談したいのですが、
今5分だけ大丈夫ですか?

時間を伝えて、どれくらいかかりそうかをイメージさせ
報連相のどれなのかを伝えることで、
相手の心構えをさせます。

聞けばいいだけか?意見をいう類のものか?

これだけで、双方のストレスが削減され、
効率的な報連相になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

上司とは驚くほど忙しいもので、
自分の抱えている仕事、自分の上司からの頼まれごと、
さらに部下の教育が加わってきます。

怒るのも、怒られるのもエネルギーがいりますから
なるべくない方がいいですよね。

今回は6選、コツを紹介いたしましたので、
初めから全部を試してみるのではなく、
1つずつでもいいから「実践」を意識してみてください。

ぜひ”報連相のプロ”を目指していきましょう。

ではまた次の記事で。

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