皆さんは遅刻をしたことがありますか?
または遅刻をする人にイライラしたことは
あるでしょうか。
1時間2時間と大きな遅刻ではないけれど
毎回10分15分遅れてしまう。
言い訳のレパートリーもそろそろ尽きそう、、
この記事を読めば
・遅刻の原因
・タイプ別の遅刻改善方法
・遅刻をしてしまった時の正しい対処法
を知ることができます。
なぜ遅刻をしてしまう?

・所要時間の見積もりが下手
・時間を守ることの重要性を
把握していない
・自分に対するハードルが極端に高い
所要時間の見積もりが下手
物事を完遂するまでにかかる時間を
少なく見積もりすぎてしまう
例えば、ネット上で
「駅まで徒歩5分」
という文言を見かけたとします。
ここで遅刻癖のある人は
「じゃあ電車が来る5分前に家を出ればいい」
と考えてしまうのです。
実際には
鍵を閉める時間、信号に引っ掛かる時間、
駅に着いてホームにたどり着くまでの時間が
”徒歩5分”に含まれていないため、
さらに5分ほど多く見積もらなければなりません。
また、「走れば3分で着く」も
危険な考え方です。
もちろん、うまくいけば着くかもしれませんが、
人が多くて全力疾走できなかったら?
その日履いている靴が革靴だったら?
少しでもいつもと違う状況だったら
もう遅刻は確定です。
時間を守ることの重要性を把握していない

言い方を変えると、
大まかに物事を覚えるタイプの人です。
15:00に集合と言われたら
「大体15:00くらい」と頭の中で変換してしまい、
5分10分遅れても、
対して罪悪感を抱きません。
5分でも10分でも
相手の時間を奪い、待たせていることはもちろん
自分の価値や評価を下げていることを
自覚しなければなりません。
自分に対するハードルが極端に高い
以外かもしれませんが、
完璧主義な人でも
遅刻癖を併せ持っていることがあります。
いえ、完璧主義だからこそ
遅刻してしまうのです。
元々、自分に対するハードルがかなり高く
そのハードルを越えられないかもしれない自分が
とても耐えられず、
事前に、言い訳できる状況を
作ってしまうのです。
早く会社に行かなければならないと
頭ではわかっているのに
夜に急に料理をしたり、ゲームをしたり、、
または、朝にきちんと起きたのにも関わらず
今やる必要のないあれこれに手をつけてしまう。
完璧主義なことも災いして、
最後までやらなければ気が済まなくなってくる。
そして自分のだらしなさに
ひたすら落ち込んでしまいます。
遅刻で失うもの

・人からの信頼
・機会やチャンス
・お金
人からの信頼を失う
遅刻=約束を破ることです。
大きな契約や、お金に関わる約束じゃないから
大げざじゃ?と思われるかもしれません。
人は、小さな約束を蔑ろにしてしまうことがあります。
しかし、その小さなものへの配慮こそ
その人の人となりが現れるものです。
相手によっては、
見下されている、なめられていると感じ
関係が悪化するかもしれません。
信用を取り戻すのは、
失うときより、何百倍も大変です。
機会やチャンスを失う
契約や、面接のときの遅刻だったらわかるけど、、、
そう思ったあなたは、危険です。
遅刻一つで、大切な話を聞けなかった。
次に誘ってもらえたかもしれない機会を逃した。
イメージが付かない方はこう思ってください。
「あと少し早くついていたら、
憧れのあの人と話せていたかも!」
遅刻は小さな小さな機会やチャンスを逃し、
積み重なって、大きなチャンスを逃しているのです。
お金を失う
遅刻は無駄な出費につながります。
寝坊して急いでいたから、タクシーを使う。
遅刻したからお弁当を持ってこれなかった。
皆さんも遅刻をカバーするために、
余計な出費が発生した経験があるのではないでしょうか。
さあ、遅刻をするとどんな影響があるのか、
改めてイメージできたでしょうか?
当たり前のことですが、
やはり遅刻はしない方がいいですね。
【タイプ別】遅刻をしない方法

見積もり下手タイプ
・何が上手くいかずに遅刻をしているか
見極める
・アナログ時計を使う
まずは、自分の行動をよく思い出して
何が上手く進行せずに遅刻につながっているかを
見極めます。
電車の時間にいつも遅れてしまうのか?
早めに起きてはいるけど、
気が付いたら家を出る時間を過ぎてしまっているのか?
問題点を洗い出したら、
いつもそこに当てている時間に
すこし幅を持たせてみましょう。
そして、
デジタル時計ではなく、アナログ時計を使ってください。
理由は、時間経過が視覚的にわかるからです。
感覚的に「あ、もうこれくらい時間が過ぎた」と
感じやすいのです。
使っていくうちに
だんだんと時間の見積もりができるようになるでしょう。
重要性を理解していないタイプ
遅刻することで失うものを意識する。
相手の気持ちを意識する。
意識するってどうやるの?
ずばり、目に見えるようにしてください。
鞄の中に、”失うものを書いた紙”を
入れててもいいですし、
待ち受けにしてもいいです。
本来なら感じなくていい煩わしさを
相手に感じさせていることを理解し、
遅刻している時間に現在進行形で
自分の価値と評価を下げていることを
自覚しましょう。
完璧主義タイプ
・自分が完璧主義タイプであることを理解
・絶対に達成できそうな目標を立てる
・他人の手を借りる。
まずは自分が「そういうタイプ」であることを
自覚します。
紙に書き出してもいいですね。
そして、小さな目標を立てます。
例えば、寝るまに白湯を飲むのを2日間続ける、
など。
高い目標を達成できない自分を責めず、
目の前の目標を達成できるルーティンを作ります。
それでも中々難しいこともありますね。
そしたら他人の手を借りましょう。
自分がこういう状態だから
朝モーニングコールをしてほしい、
夜寝落ち電話をしてほしい。
そしてまた、少しずつ達成できる自分を褒めてあげましょう。
もし遅刻をしてしまったら?

・下手な言い訳をしない
・いち早く、どれくらい遅れそうか連絡
それでも人間だもの。
失敗してしまうこともあります。
もし遅刻をしてしまったら、
下手な言い訳はNG。
まずは素直に謝り、
どれくらい遅れそうかを関係者に連絡します。
〇注意点
・髪の毛を巻いていく
・コーヒーを買ってから行く
などの行動は、周囲の反感を買います。
できるだけ控えましょう。
ワンポイントテク
遅刻して、関係者に連絡する際、
本当に到着できそうな時間よりも
少し余裕を持たせて伝えます。
そうして、伝えた時間よりも
早く到着することで
「あ、本当に急いだんだな」
と印象付けられます。
まとめ

いかがでしょうか。
癖というのは、中々直すことはできません。
しかし社会に出た以上、
人と関わっていく以上、
最低限守らなければならないルールでもあります。
癖だから、自分はこういうタイプだから、、、
と決めつけて策を講じないより
1つでもいいから、今日学んだことを
実践してみてください。
今からでも遅くはありません。
人生100年時代。
少しでも長い時間、
いい印象を持たれたいものです。
ではまた次の記事で。
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